ラッキー 90M-S 「水平調節をする」の巻 その3 ~レンズボード&支柱再び編~

引き伸し機ラッキー90M-Sの水平調節はつづきます。
(GWのうちの1日を使っていじっていました。)



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レンズを取付ける台座であるレンズボードの水平を、台板とネガキャリアのそれと合わせる作業です。




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ボード自体の水平は引き伸し機の構造上とても見にくいので、レンズを取付けて先端にガラス板を当てて計ることにしました。光軸に対してレンズの先端の面は垂直であろうという仮定での作業ですが。。




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若干のズレがあった場合、ボードにセロテープを貼るなどして、水平がうまく合うように調節。ボードは上から板バネで押さえているだけの単純な構造なので出来る技です。





ここでひとつ、重大な問題が発生
なんと、ヘッドを上げ下げしたときに高さによってヘッドの水平が狂う事が発覚。
おそらく、支柱がまっすぐではなく微妙にカーブしているのでしょう。。
なんとも世話が掛かります。(`ヘ´) プンプン。




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前回水平を合わせた位置よりも試しにヘッドを引き上げて計ってみたところ、この状態。




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ここで役に立つのがヘッドを固定しているネジ。90M-Sはヘッドを90°回転できるようになっているので、このネジを緩めて水準器が水平を指すまでヘッドを回す。




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合わせ直したのがこの状態。




・・・となると、僕の90M-Sの場合、実際に引き伸ばすときにはヘッドを動かして倍率を決め、
焼き付けの前にその都度ヘッドの水平を見直さなければいけません。
ただでさえ製造時期が古い引き伸し機であるがゆえ、支柱の剛性が弱い機種ではこのくらいのことは
覚悟の上で使うくらいの根性が必要かも知れませんね。

更につづきます。


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by tatsuya-zz | 2013-05-06 22:05 | 暗室