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ロッコール 6

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     Voigtlander Bessa-R3M + MINOLTA M-ROKKOR 40mm F2(for "CLE") + Fujicolor REALA


■ ミノルタ CLE

CLの生産が軌道に乗りだしたころ、ミノルタの開発陣からは後継機の案が徐々に出てくるようになりました。
例えば、RF機が得意とする広角レンズが欲しい、AEを搭載したい、部品点数1000点(CL)を減らして
コストダウンしたい・・・など。

この頃、ミノルタでは主力製品となっていた一眼レフが「Xシリーズ」に移行しており、
AEを搭載したXDやXEなどが量産されていたので、後継機の話が出るのは自然な流れでした。






しかし当時のライツ社の開発スパンは、ある程度売れてから次を考えるというゆったりしたものだったので、
なかなか後継機の話は出てこなかったそうで、
また、ライツ社の経営状態がよくなかったこともあってか、ミノルタが提案したCLの後継機案は結局採用されず、
ミノルタが単独で発売することとなったわけです。

1981(昭和56)年、「 CLE 」 発売。

既に量産されていた一眼レフ 「 XE-G 」 に搭載されていた電子制御シャッターを採用。
これにより絞り優先AEが使えるようになり、専用ストロボもアクセサリーにラインナップされました。

レンズは新たに広角・28mmを自社開発。
40mmと90mmは、ライツ社が設計したCL用のものをミノルタが改良。

レンズ形状とコーティングも変更されたようです。

また、CL用ではボディの小型化などの制約により距離計を連動させるカムが独自の形状になっていたが、
(これにより他のM型ボディで使用するとピント位置に誤差が生じる場合があったため、
あくまでCL専用レンズとし、M型ライカで使用する場合は保証の対象外になっていた。)
CLE用ではM型のレンズと同じ形に変更。

M用レンズも問題なく使えるCLEでしたが、あくまでミノルタ単独での発売だったため、
公式には交換レンズはミノルタ製の3本・・・ということになっていたそうです。

3本とも非常に評価は高く、特にMロッコール 28mm F2.8は、のちに”銘玉”として絶賛されることとなります。

ちなみに僕が手に入れた40mmはこのCLE用で、コシレンのベッサでも全く問題なく使えます。


〈参考文献〉
・「ミノルタカメラのすべて」 エイムック 枻出版社・刊
・「ライカ物語 ~誰も知らなかったライカの秘密~」  エーミール・G・ケラー著 光人社・刊
・「Wikipedia」 (Web site)

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by tatsuya-zz | 2010-12-01 22:28 | カメラのはなし | Trackback | Comments(0)

ネット空間の片隅に咲く、小さな・小さな、写真ブログ。大阪発 ~since 2007.1.1
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