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ロッコール 7

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     Voigtlander Bessa-R3M + MINOLTA M-ROKKOR 40mm F2(for "CLE") + Fujicolor REALA


■ 提携は一眼レフへ

本を読むまで知らなかったのですが、ライツ製の一眼レフにもミノルタの技術が活かされていたという話。

時は1960年代。

市場の人気が一眼レフカメラ(特に日本製のものは市場の重要な存在に)へと移行する流れの中、
ライツ社もその流れを無視できずにようやく1965年に第一号、「ライカフレックス」を発表。







その後、「ライカフレックスSL」を発表しましたが、機械式の構造で重く、
測光システムも時代遅れになりつつあり、そこへもってドイツ国内の事情で製造コストが上昇。

そこでライツ社内では、CLでうまくいっているミノルタとの提携関係を、
一眼の分野にも広げてはどうかという声が出始めたそうです。

そして、シャッターとフィルム給送システムにミノルタ製のものを使った「SLⅡ」、
提携関係が深まると更に、ミノルタXEをベースにした「R3」(ミノルタ製の部品を30%使用)を発表。

更なる改良計画が進む中、1978(昭和53)年にオリンパスが小型の一眼レフ「OM-1」を発表。
カメラ界にショックが走りました。
小さい一眼はあっという間に人気の的になり、世界の全カメラメーカーが開発計画の見直しを迫られることになりました。

当然のことながら、ミノルタやライツも例外ではなく、
ミノルタは機敏に動いて戦略を固め、小型化の流れで出したミノルタ「XD」をベースに1980年「ライカ R4」を発売。
ライツの技術者もトップクラスの人たちが頻繁に大阪詣でをくり返していたそうです。

この「XD」をベースにライツ社はR4~R7を1997(平成9)年まで製造。
その間、10年以上も「XD」の技術が活かされていたことになります。



〈参考文献〉
・「ミノルタカメラのすべて」 エイムック 枻出版社・刊
・「ライカ物語 ~誰も知らなかったライカの秘密~」  エーミール・G・ケラー著 光人社・刊
・「Wikipedia」 (Web site)

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by tatsuya-zz | 2010-12-02 22:33 | カメラのはなし | Trackback | Comments(0)

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