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ニューシーガル100と、アドナール現像液_f0139991_21304876.jpg


フジフィルムから待望の国産フィルムが「ACROSⅡ」として復刻されましたが、
思ってた以上に価格が高い。
ボヤいても仕方ないのですが、これではイルフォードやローライなんかとあまり変わらない。
もともと需要が少ないところへ新製品を投入してくれたメーカーの姿勢には感謝しなければなりませんが、
趣味人としては、ランニングコストが上がるのはとても厳しいのです。(苦笑)

その点、4年ほど前にサイバーグラフィックスから発売されたこの「ニューシーガル100」は、
ヨドバシカメラにおいて言うと3本パックで1760円(現時点で)と比較的手に入れやすい価格。
今回初めて使ってみました。

サイバーグラフィックスは日本の会社ですが、フィルム自体は「made in UK」。
おそらくイルフォードやケントメアなどと同じハーマンテクノロジー製だろうと言われています。
ネットではケントメア100ではないかという記事を見かけますが、
フィルムのベースがニューシーガル100の方が薄くて透明に近い感じ。
それと、ニューシーガルは「プロフェッショナル」仕様なのに対して、ケントメアはそうではないし、
推奨現像液がイルフォードのID-11であるところから考えると、
僕の勝手な憶測ですが、イルフォードのデルタ100かそれに近い仕様で設計されたオリジナルではないかと思っています。

デルタ100は使ったことないけど。(笑)

現像液には、チョイスしたのがこれまた初めてですがドイツ・ADOX社のアドナール
100年以上の歴史を持つ、知ってる人には超有名な現像液。
今まで使ってきたのは、フジやコダックといった、日本国内ではメジャーどころばかりだったので、
世界的に有名でかつ老舗の現像液というものも体験しておかなくてはね。

詳しく知りたい方は、こちらのサイトにて。

実際に現像してみました。現像データは上記のサイト(発信元はSilversaltさん)に掲載されているリストから
デルタ100のデータをそのまま使ってやってみたらほぼそのままでいけそうな感じです。

●20℃ 1原液+50水希釈で14分


ニューシーガル100と、アドナール現像液_f0139991_21314299.jpg

Voigtlander Bessa-R3M + Nokton classic 40mm F2(S.C.) + Oriental New Seagull 100


スキャナーの性能が特別良くもないので何とも言えませんが、T粒子を使った最新の微粒子フィルムのような
カチッとして尚かつ滑らかな写りというわけではないようで、
どちらかと言えばざらつきのあるTri-xなどと同じ旧型乳剤ではないかと。
ただ、今回初めて使ったアドナールの影響かも知れませんので、ミクロファインやマイクロドールなどの
微粒子系を使うと、また違った仕上がりになるのかもしれません。

そのあたりは、これからの研究課題ですね。


ニューシーガル100と、アドナール現像液_f0139991_21315397.jpg

久しぶりに、ベッサを引っ張り出しました。
少々くたびれたノクトン用の純正フードLH-6がお店で安く売られていたのを見つけたので手に入れました。








# by tatsuya-zz | 2020-01-15 22:52 | 暗室・現像 | Trackback | Comments(0)

ネット空間の片隅に咲く、小さな・小さな、写真ブログ。大阪発 ~since 2007.1.1
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