f0139991_22493206.jpg

PENTAX KM + SMC PENTAX-M 35mm F2.8 + Kodak T-MAX400


中古のカメラを狙うとなると、いわゆる「出物」ですから
狙うものが必ずすぐに手に入るとは限りませんで、
流通量がもともと少ないものはなおさら根気よく探すことになります。

たまたま入ったお店で偶然陳列されていたなんていうこともありますし、
探してる時ほどなかなか見つけられなかったり、
その時の運というのもあって、
だからこそ中古選びが楽しかったりします。

昨今はデジタルのミラーレス機にオールドレンズを付けて楽しむ人も多いので、
人気のあるものはすぐに売れてしまったりするようですね。。


さて、実店舗がある中古カメラ店、ネットショップ、オークションサイトなど
探す方法はいろいろありますが、
最もお勧めなのは、実店舗であれ通販であれ、
自分のところで整備(または点検)したものを、
出来ればある程度の保証期間を設けて販売しているお店です。

中古品ですからそんな条件良く販売しているところは少なかったりするのですが、
中には修理技術を勉強してフィルムカメラ専門店として
独立開業されているところもあったりします。

少し譲って整備品でなかったとしても、
不具合があった場合に返品対応してもらえるかどうかは、
チェックしておいた方がいいと思います。

近隣の中古屋さんで見つからなかった場合、
通販サイトで日本全国探すことが出来るわけですが、
実物も確認できないのに「返品不可」というお店は良心的とは言えませんから
避けた方が無難です。


お店によって方針は本当に様々ですので、よく確認しましょう。


あと、裏ワザチックな方法として、オークションなどで安くで手に入れ
オーバーホールに出すという手もあります。

それじゃあ結局高くつくんじゃないの??と思われるでしょうが、
お店で良品として売られている相場と同じくらいの金額に落ち着くようなら、
「整備済み」となるわけですから、逆にお買い得ということもあります。

ある程度の目利きや相場の知識や勘が必要になってくるかもしれませんが、
なかなか市場に出回らない希少品を探す場合には、こういう手もありだと思います。


更新を通知する


by tatsuya-zz | 2019-03-19 22:52 | カメラのはなし | Trackback | Comments(0)

f0139991_22381876.jpg

PENTAX KM + SMC PENTAX-M 35mm F2.8 + Kodak T-MAX400


レンズの場合は、出来れば実店舗に出向いて自分の目で確かめて買う方がベターだと思います。

特に撮影に影響する「クモリ」や「カビ」や「キズ」は、修理不可能な場合が多いです。

ネット通販などで説明が詳しく書かれていても、
こういうのって書いた人(販売員)の主観がどうしても入るので
実物を見ると思っていたよりも「この程度なら使えるよ。」とか、
「わー、こりゃダメだ。」なんていうこともあります。


まず、ピントリングを回してみましょう。
油切れを起こしていると妙にスカスカして軽かったりトルク感にムラがあったりします。
逆にグリスの固着があると重かったり途中までしか回らないということも。

絞りリングはクリック感を。
同時に、カメラに装着しない状態で中を覗いて絞り羽根の動作や状態、
油の付着がないか見ておくことです。

レンズの表面を、前玉・後玉両方とも光に反射させてみます。
するとキズやカビ、コーティングの剥がれなどが確認できます。

特に後玉にあるキズやカビは要注意。画像に影響するのは主に後玉側です。

そして中を覗いて中玉の傷やカビ、ほこりの混入具合やクモリを見ます。
後玉側からのぞき込んで照明など光に当ててみるとと見やすいと思います。

少々のホコリ程度なら特に気にすることはないですが、
クモリやカビは要注意。

クモリがひどければ、光源や空なんかを撮るとモヤっと霞んだり、妙なハレーションが出たりします。
カビは放っておくと菌糸がどんどん伸びてきますし、クリーニングしてもらっても跡が残ったりしますので
避けた方が無難。


そして、出来ればカメラ本体を持ち込んで装着してみましょう。

ピントは合うか。

まれに無限遠側がピントが合わないものがあったりするので、(ヘリコイドのズレなど)
出来るだけ∞~最短距離まで全域確認しておく方がいいです。

そして絞りリングを回して露出計と連動するかも大事です。


古いレンズになればなるほど、経年劣化はつきものなので
どのあたりまで妥協できるかという自分の基準を持っておくことが
大切だと思います。



更新を通知する


by tatsuya-zz | 2019-03-18 22:40 | カメラのはなし | Trackback | Comments(0)

f0139991_09044645.jpg

PENTAX SL + Super TAKMAR 35/3.5 + Fuji NEOPAN400 PRESTO(2018年4月撮影)


フィルムや印画紙を使ういわゆる銀塩写真は、もう風前の灯火かと思いきや、
じつはまだまだ一部のあいだの人々には根強い人気がありまして。

中古カメラ店なんかを覗くと、フィルムカメラがガラクタ同然の値段で売られている
なんていうことは決してありませんで、
買う人は買っていくのだなあ。。つまり、フィルムを愛する人はまだまだ健在なのだということがうかがえます。

(自分のその中の一人です。)


35mm判であれ、中判サイズであれ、
一眼レフ・二眼レフ・レンジファインダー機など、選択肢はいろいろありますが、
もしこれから、フィルムカメラを買おうと思っているのなら、そして長く愛着を持って使うのであれば、
断然、機械式カメラをお勧めします。

理由は「修理が効く」からです。

機械式とは何ぞやと言いますと、腕時計で例えるなら、手巻きや自動巻きなどの
ゼンマイで動く機械式ムーブメントを持っているものを指し、
逆に電子式は、電池やソーラーなどの電源が必要なのものです。

電子シャッターカメラは、全く修理が効かないとは言いませんが、
故障した電子回路をユニットごと交換するという場合が多く、
古いカメラになるほど当然ながら新品の部品がないため、修理屋さんは同じ機種の個体を探して
部品を移植したりするわけですが、
部品取りのカメラが見つかるか、またその部品が使えるものかどうかはやってみないとわからないので、
修理不可能となることも多いのです。

その点、機械式のカメラは小さな部品の集まりということもあって交換しやすかったり、
そこそこ腕のある修理屋さんであれば、
見つからない部品は自分で作って交換する、、なんていうこともやってくれます。

それともう一つの利点は、電池がなくても動くということ。

露出計などの電子回路が壊れても、シャッターや巻き上げ機構が動けば十分使えるのです。



更新を通知する

by tatsuya-zz | 2019-03-17 11:07 | カメラのはなし | Trackback | Comments(0)

super-takumar 135mm F3.5

f0139991_221623.jpg


Pentax SLの手頃な望遠レンズを買いました。
某中古カメラ屋で3千円弱。

同じレンズでも、もう少し高値(=状態が良い??)のものが何本かショーケースに並んでいましたが、
手にとった感じ、特に目立った不具合はなさそうだったので、これで十分です。

1960年代あたりですから、今から約50年余り前のレンズということになります。
ズームレンズが今ほど一般的ではなかったこの頃は、
望遠レンズの登竜門といえば135mm・・・てな時代だったと思います。

このレンズにはちょっとした思い出がありまして、
中学生の頃に親父から譲り受けたペンタックスのS2の望遠が欲しくなって、
物色がてら、近くのカメラ屋にS2をぶら下げて
「これに付けられる135mmレンズはありますか?」って尋ねると、

『もうマウントが変わってしまって、新品ではないねえ。。中古も今は店頭にないよ。』

と言われて、しょぼくれて家に帰った記憶があります。

僕がS2をもらった時にはすでに、ペンタックスの一眼カメラはKマウントというバヨネット式に変わっており、
ねじ込み式のスクリューマウントはもう、すでに過去のものになっていたことをこの時初めて知り、
それはもうショック(!)だったのを覚えています・笑。 (*_*;


あのとき、恋焦がれて諦めたレンズが、20数年経ってようやく手に入ったという、
なんだか不思議な感じです。


大切に使います。ヽ(´ー`)ノ
by tatsuya-zz | 2014-03-17 22:44 | カメラのはなし | Trackback | Comments(2)

EBC Fujinon 1.8/55

f0139991_21263669.jpg

       Asahi-PENTAX SL + EBC FUJINON 1.8/55 + Fuji NEOPAN400 PRESTO


ペンタックスSLの交換レンズとして、ぜひとも使ってみたいと思い購入したのがこのレンズ。
ヤフオクで安い値段で落としました。

富士フイルムが今から約40年ほど前にM42マウントの一眼レフを世に出しており、
なかでも独自の開放測光を備えた「フジカST-801」というカメラとともに登場したのが、
フジノンレンズ群にEBCと呼ばれるマルチコーティングを施した「EBCフジノン」レンズです。

フジノンといえば、最新のデジカメXシリーズや放送機器用などでも昔から有名ですね。

国産のM42マウントレンズでは圧倒的にペンタックスタクマーが有名ですが、
フジオリンパスマミヤなどもカメラとともに造っていました。

なかでもEBCフジノンレンズは中古市場では人気があるようで、もともとタマ数は多くないので
中古店ではあまり見かけませんし、あっても状態が良くないものが多いです。

まだ枚数を多く撮っているわけではないのですが、使い心地としては
ファインダーを覗いたときからボケ味がとても綺麗だな・・・という印象が感覚的に伝わってくる
不思議なレンズです。
なんというか、ファインダー像がとても綺麗なので、ピントがとても合わせやすいんです。

実際に撮ってみると、ピントが合っているところがとてもシャープで、ボケ味も自然で綺麗な感じです。
開放絞りでは被写体によっては若干ですがボケ方が乱れるかも。。
あくまで僕の個人的な印象です。

僕が手に入れた個体は絞り羽根の動きが少し悪いので、出来ればそのうち
オーバーホールしたほうがいいかな・・・と思っています。
by tatsuya-zz | 2013-06-06 21:52 | カメラのはなし | Trackback | Comments(0)

super-takumar 35/3.5

f0139991_21373835.jpg

      Asahi-PENTAX SL + Super-takumar 35/3.5 + Kodak T-max 400


●タクマーという名のM42マウントレンズ

ペンタックスSLで使っているレンズの紹介を少ししておこうかと。。
スナップ撮影などで重宝するであろうコンパクトな35ミリとして、タクマーの35mmF3.5を買いました。

レンズ内部を透かしてみると、うっすらとクモリというかコーティングのムラのようなものがあり、
言うなればCランクほどの代物であるがゆえに3千円そこそこで手に入れました。
まあ写りにはさほど影響はないレベルです。

タクマーというレンズはペンタックスが売り出したM42スクリューマウントカメラの交換レンズ群に命名したもので、
初代はオートタクマー(半自動絞り)、2代目はスーパータクマー(自動絞り対応)、そしてコーティングを多重層にした
SMCタクマーという3世代が、Kマウントに全面変更になるまで生産されてきました。

Made in japanを代表する名レンズ群と言っても過言ではないくらい、何でもそつなくこなしてくれる写りには定評があり、
クセ玉が多い海外製のレンズに比べれば、さすがは日本製とうなずけるレンズが多いです。

当時のスーパータクマーシリーズでは、35ミリは開放絞りが大口径のF2とこのF3.5の2本があり、
バカデカイ(失礼)F2版と比べるとこちらは非常にコンパクトで持ち歩くにも重宝し、
また1段半暗いF3.5という無理のない設計であるためか、写りはとても自然で心地よい感覚がします。
ある方のブログでは「星がちゃんと”点”で写ります。」なんて書かれてたりしました。
by tatsuya-zz | 2013-05-20 22:04 | カメラのはなし | Trackback | Comments(0)

アサヒペンタックス SL

f0139991_22323815.jpg


●アサヒペンタックス全盛の頃

じつは去年の年末に古い機械式の一眼レフを1台買いました。
Asahi-PENTAX SLです。
大阪・梅田の阪神百貨店8F、カメラ好きには有名なカメラ修理コーナーをのぞいたとき、
百貨店歳末セールの一端として20台ほどの(修理・メンテされた)中古カメラ達が10%OFFの値札を付けて並べられていて、
その中にとてもよく手入れされたこのSLがありました。

ペンタックスのカメラにはちょっとした思い出があります。

中学2年の時、死んだ親父が若い頃に使っていたと思われるお古の一眼を譲ってくれました。
それがアサヒペンタックスS2(1959年発売)というカメラで、露出計がなく完全な機械式。
電池がないのに作動するのが逆に新鮮で、子供心に「すげー」と感動したのを覚えています。

タクマーの55ミリと専用のフードが付いていて、革のケースはけっこうすり切れ、
ミラーやファインダーも所々が変色していたのを覚えています。

それでも自分としては初めての一眼レフだったのでとにかく嬉しくて、当時よくフィルムの箱の裏に書いてあった、
『晴れなら1/250でf8、曇りならf5.6』なんていう露出の目安を見ながらダイヤルをガチャガチャと合わし、
よく電車や機関車なんかを追いかけて走り回っていたのを思い出します。


そのS2発売から5年後に出たSPが日本のみならず世界的に大ヒットしたことは、
ご存じの方も多いことでしょう。
しっかりとした基本性能に加え、中級機という位置づけも手伝ってか、当時のサラリーマンにも手が届く
市民権を得たカメラだったことは、今でも衰えない中古市場での玉数の多さがそれを物語っていますよね。。

僕が手にしたSLSPから露出計を省いたものですが、廉価版というよりもむしろ逆で、
内蔵露出計がまだ信用できないという人たちに向けた言わば上級機という位置づけだったようで、
SPの前期型よりも耐久性のあるパーツを使うなど、造りは若干こちらの方が上のようです。
SPの後期型は耐久性が同様にアップ)

発端は当時のペンタックスも採用したM42と呼ばれるスクリューマウント(プラクチカマウント)のレンズ群に興味を持ち、
それが使える手頃なカメラが欲しくなってのこと。

S2は3年前に引っ越したときに粗大ゴミと一緒に誤って捨ててしまった(!)みたいで残っておらず、
今度はコイツで思い出に浸りつつ、フィルムの箱を見ながらガチャガチャと合わして撮ってみたいと思います。


発祥のドイツ製のレンズまではさすがにまだ手が出せていませんが、
買ったときに付いていたスーパータクマー55mm(F1.8)、あと日本製の55mmもう1本と35mmを
ホントに安い値段で手に入れました。

レンズについてはまた追ってレポートできれば・・・と思っています。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~

フォトギャラリー壹燈舎 4周年記念写真展 「写真とともに」 に出展します。

1点のみの出展ですが、お近くにお越しの機会がありましたらぜひお立ち寄りください。
今回の写真展は東日本大震災復興支援のチャリティーを兼ねていて、
展示作品の販売も行われます。

日時:2013.4.2(tue)~4.7(sun) 12:00~19:00(最終日は18:00まで)
場所:フォトギャラリー壹燈舎  大阪市中央区南船場2-6-21 グランビルド心斎橋301号
    ℡:06-6121-6202
※くわしくはWebで。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

by tatsuya-zz | 2013-04-01 23:32 | カメラのはなし | Trackback | Comments(0)

f0139991_21225165.jpg
 
     Voigtlander BESSA-R3M + color-skopar PⅡ 35/2.5 + Kodak T-MAX400

点光源や、それに伴う影の写りも、とても素直です。

階調が豊富なのはフォクトレンダーブランドのレンズ全般に言えることではないかと思いますが、
ライカマウントのレンズは、当然のことながらライカユーザーを意識するためか、
高性能なレンズが多いです。

このカラスコ35mmも例に漏れずいいレンズだなあと思いました。

総合的に、自然な描写は素直で、階調や解像度もそこそこいい線を行っている、
なかなか万能な35mmレンズだと思います。

ノクトンの40mmを初めて手にしたときにも感じたことですが、
コシナさんはなかなかやってくれますね。(笑)
by tatsuya-zz | 2013-01-21 21:30 | カメラのはなし | Trackback | Comments(0)

f0139991_21595784.jpg
 
f0139991_2202187.jpg


     Voigtlander BESSA-R3M + color-skopar PⅡ 35/2.5 + Kodak T-MAX400


ボケ味編です。

ボケ具合も現代レンズらしく、クセは抑えられて自然な感じに仕上がっています。
オールドレンズなどによく見られるグルグルぼけ(あまり好きではない)も見られません。

上の後ボケの写真は絞りが確かf4、
前ぼけの写真の方は開放で撮ったものです。

後者の方は周辺部が流れる傾向が見られますですが、嫌味には感じられないレベルだと思います。
開放でもピントを合わせたところはしっかりと甘くはならず、好感が持てます。
by tatsuya-zz | 2013-01-17 22:11 | カメラのはなし | Trackback | Comments(2)

f0139991_21485223.jpg

f0139991_21492197.jpg
 
     Voigtlander BESSA-R3M + color-skopar PⅡ 35/2.5 + Kodak T-MAX400



昨日が更新日でしたが、急用で出来なくてすいませんでした。(>_<)
日曜日にカラースコパー35をつけて撮影に出かけたので、使い心地や感想などを僕なりに・・。

やはりパンケーキレンズと言うだけあって、薄さ23mm、重さ134g(ノクトン40mmよりも40gほど軽い)というスペックは、
携帯性・機動性ともに抜群で、カメラ片手にお散歩というシチュエーションならもってこいのレンズです。

撮影最短距離も70cmと、レンジファインダー機用としては標準値で、スナップ撮影には困ることはないでしょう。

機材が重いと歩き回るのがだんだん億劫になってきますもんね。
軽い・小さいというのはとってもいいことです。(笑)

解像度は必要にして十分。
壁や装飾の質感などはよく表現してくれている方だと思います。

周辺光量はシーンによって若干落ちるようですが、嫌みや変なクセもなくごく自然な感じですね。
by tatsuya-zz | 2013-01-15 22:07 | カメラのはなし | Trackback | Comments(0)

ネット空間の片隅に咲く、小さな・小さな、写真ブログ。大阪発 ~since 2007.1.1