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南海高野線・6000系 「6023F」健在です

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以前に書きました「6023Fの動向」へのアクセスが多いようなので、その後の様子をご報告します。
その後と言っても、本日の撮れたてホヤホヤで、しっかり健在です。


★銀★に戻された「6001F」を除けば、4両基本編成としては最後の生き残りである「6023F」。
(※「F」はフォーメーションの頭文字で、「編成」の意味でこのように記されます。)



6023(モハ6001型・奇数) + 6615(サハ6601型・奇数) + 6616(サハ6601型・偶数) + 6024(モハ6001型・偶数)



特に中間のサハ2両は元・特急車1000系からの流用台車を履く最後の編成としても貴重です。

サービス電源用の発電機を編成中に1台しか搭載していないため、ルール上は4両単独では運用につけず、
2両または4両の付属編成をつないで、6または8両での運用につきます。

ここ最近は高野山側に6300系の4両をつないでの優等列車運用がほとんどで、
オール6000系の統一編成は見られていません。



いよいよ来年に6000系全車引退が迫っていますが、このまま最後まで残ってくれるかどうか。
その前に”全般検査”の期限が来たら、さすがに検査は通さずに引退となるでしょう。


それはいつ・・?


昔は車端部にある銘板に検査年月が記されてあったのですが、
数年前からなぜかその記載がなく、いつなのかが分かりません。


出来ることなら、「6001F」と一緒に最後まで活躍してほしいものです。



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(これもなぜか)白く塗りつぶされていますが、今は無き「東急車輌」の銘板。

正確には、持ち主が東急 → JR東日本に移り、「総合車両製作所」となっています。

それは2012年のこと。


国内ではステンレス車輛製造のパイオニアであり名門メーカーだったのですが、
時代の流れとともに事業再編の波に翻弄され、看板が掛け変わってしまったことは、
現代社会の厳しさは鉄道の世界でも例外ではないという、
ひとつの象徴的な出来事だったと思いますね。。




※写真はスマホにて。





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by tatsuya-zz | 2024-09-19 23:04 | 鉄道写真 | Comments(0)
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